11月9日に財務省は、「国の借金」が9月末の時点で983兆2950億円に膨らんだと発表しました。
前回公表の時点(6月末)に比べて、約7兆1098億円も増えているそうです。

これは確実に増え続けています。
国民1人辺りの額にすると、1人771万円もの借金を背負っている計算になります。
このペースでは、2012年度中に国の借金はついに1000兆円を突破する見通しだそうです。
もはや天文学的な数字でピンとこない程です。
この借金の内訳ですが、純粋な借金は54兆1853億円です。
ほとんどは国債となっていて、その額は、803兆7428億円です。
この内訳だけみると、借金が多いとはいっても、その殆どが日本国内での借金であるため、
対外的な借金はさほど多くないと言えます。
ちなみに国債を一番多く購入しているのは銀行です。

CIAの調査による対外負債のランキングです。
1位:アメリカ 12兆2500億ドル
2位:イギリス 10兆4500億ドル
3位:フランス 5兆3700億ドル
4位:ドイツ 4兆4890億ドル
5位:スペイン 2兆4780億ドル
9位:日本 1兆4920億ドル
国の外からの借金が多いのは、アメリカとヨーロッパですね。
こちらは、国債発行額のGDP比でのランキングです。
1位:ジンバブエ 218.2%
2位:バノン 186.6%
3位:日本 170.0%
4位:ジャマイカ 126.5%
日本より上の2つの国は、政権がかなり不安定な国です。
それらの国に続いているということは、決して安心できる状況ではないです。
先進国では日本のみが入ってしまっています。
コメントを残す