楽天は、11月より自社のショッピングモールサイトでの、商品の販売価格表記を送料込表記とすることを発表しました。
これまでは、購入者はサイト上の商品価格とは別に送料を支払う必要がありました。
またその送料も配送先の地域によって異なっていたりしており、分かりにくい部分もありました。
それが、送料込の価格表示となるために、購入者にとっては
分かりやすいシステムになります。
逆にたまったものではないのが、販売者の方です。
販売者は、商品が購入された場合、楽天に対して2~6.5%の手数料を支払っています。
この手数料の対象となるのは、販売価格であり、送料は含まれておりませんでした。
11月からは、この送料分販売価格が上乗せされることになるので、
結果として手数料の金額が高くなります。
また、送料無料などとして差別化をしていたショップなどは、
そもそも販売価格に送料が含まれてしまうのでその有利性がなくなります。
販売戦略面でも、商品の価格を下げて、
その分送料に乗せるなどして帳尻合わせを行っていたショップなども
そもそもの方針の見直しを迫られそうです。
購入する側からすれば、楽天での買い物がしやすくなりますね!
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