オーストリアのウィーン国立歌劇場は17日までに、同バレエ団に所属する橋本清香さん(27)がソリストに昇格したと発表しました。
これは2002年同バレエ団ソリストに昇格した中村祥子さん(32)に続いて、日本人としては歴代2人目となる快挙です。
橋本さんはドイツの歌劇場を経て、2008年にウィーン国立歌劇場に入り、2010年に準ソリストになっています。
このソリストとはバレエ団でのダンサーの階級を表します。
オペラ座バレエ団の場合
・エトワール
・プルミエ・ダンスール(女性の場合はプルミエール・ダンスーズ)
・スジェ
・コリフェ
・カドリーユ
ロイヤル・バレエ団の場合
・プリンシパル
・ソリスト(トップはファースト・ソリスト)
・アーチスト(トップはファースト・アーチストまたはコルフェ)
つまり『ソリスト』は主役に次ぐ準主役に当たるわけですね。
いやー、すごい快挙です!
兵庫県宝塚市にある泉バレエスタジオ(イズミバレエスタジオ/izumiballet)で
バレエのレッスンを始めました。
その後、フランスのカンヌジュンバレエスクールなどでその才能にさらに磨きをかけます。
そして2004年(19歳)に、ドイツの東に位置するザクセン州立歌劇場とバレリーナとして契約しました。
2008年(23歳) には、ドイツ・ザクセン州立歌劇場からウィーン国立歌劇場へ移籍し、
フォルクスオーパーバレエ団のマンバーとして活躍しました。
2010年(25歳)には、プリンシパル·ダンサーに昇格し、準ソリストになり、
そして今回のソリストへの昇格という、まさにサクセスストーリーです。
その過程での努力の量は、人一倍だったことは容易に想像がつきます。
今後の活躍にもよりいっそう期待できます。
是非がんばってほしいです。
応援してます!
橋本清香さんは、10月25日の公演からソリストとしての初舞台となるそうです。
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