10月23日のガイアの夜明けで紹介されたベンチャー企業『バルミューダ』の新型空気清浄機が画期的です。
バルミューダは、東京吉祥にある社員数21名のベンチャー企業です。
社長の寺尾玄さん(39歳)は元ミュージシャンという、一見エンジニアとはかけ離れた経歴の持ち主です。

2003年に起業して、固定概念に縛られることない自由な発想で製品開発に取り組んでいます。
ヒット商品は扇風機の『GreenFan2』です。
何がこれまでの扇風機を違うかというと、ファンの羽が外側と内側の2つにあります。
内側と外側のファンがそれぞれ逆回転することで、空気の渦が拡散して、広範囲に自然に近い風を送ることができるそうです。
お客さん曰く「やわらかい風」という表現です。
詳しい原理の動画
確かによさそうですよね。
来年の夏には是非使ってみたいです。
そんな発想豊かなバルミューダですが、社員21名中なんと7名は某大手国内電機メーカーからの転職組です。
まさに多国籍企業のような感じです。
シャープ、パイオニアなどそうそうたる顔ぶれです。
ここで注目されたのがバルミューダの新商品です。
その新商品とは空気清浄機です。
特に花粉が流行る季節や赤ちゃんがいる家庭には必需品ですよね。
この空気清浄機がこれまで発売されてきた空気清浄機とはまったく違います。
従来の空気清浄機は循環された空気斜め上に噴出されます。
なので、空気清浄機より後ろの空気は循環されず、置く場所によって効果が変わってきます。
ところが、バルミューダの空気清浄機は、下から空気を吸い上げて、それを扇風機のファンの原理を利用して真上に噴出させています。
この原理により、上に噴出された空気は部屋全体に広がり、まんべんなくクリーンな空気にしてくれるそうです。

これなら確かに部屋全体の空気がまんべんなくきれいになりそうです。
量産開始予定は、10月10日だそうです。
生産は中国の工場に委託しています。
第3者機関での性能テストでは、花粉もどんどん吸いとって、
花粉除去テストでは、除去量は某大手メーカーの数値のおよそ12倍だそうです。
これは性能に相当期待が持てます。
10月18日の雨の東京原宿で、この新商品の発表会が行われました。
この新型空気清浄機の名前は『ジェットクリーン』
まさにジェット感覚で空気をクリーンにしてくれる製品だと思います。

機能はシンプルに「空気清浄」「脱臭」の2つです。
価格は、46,800円です。
11月上旬の発売予定だそうです。
社長の寺尾さんのベンチャー企業らしい言葉が印象的でした。
「みんなが行く方向が必ずしも正解とは思わない」
「わが道を行きます」
これからも是非、日本を代表するような画期的な製品を開発して欲しいですね!
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