もち麦とは?健康効果は?NHKゆうどきネットワーク明日からデキる生活向上委員会で、「もち麦」が特集されました。もち麦は食物繊維が豊富の大麦の種類で、内臓脂肪を落としコレステロールを下げる健康食材として注目されています。

驚異的な健康効果とは?
まずは食物繊維の含有量、食品の中でも食物繊維を多く含んでいる「ごぼう」「サツマイモ」と比べて見ても、驚異的に高い数値なのです。
100gあたりの食物繊維含有量見比べ:
サツマイモ 2.3g/100g
ごぼう 5.7g/100g
もち麦 12.4g/100g
とダントツの高数値!
穀物などの炭水化物類の中で、ここまで食物繊維が含まれている食材は数少ないのです。
番組では、もち麦のメタボリックシンドローム改善効果についても特集していました。
もち麦と白米1:1で炊いたもち麦ご飯を、12週間食べたグループと、同じ条件でふつうの白米を食べたグループとの結果では、もち麦ご飯を食べたグループが内臓脂肪、体重、ウエスト周りともに減少する結果を得ていました。
もち麦が含まれた食事を食べると、もち麦に含まれるβグルガンという食物繊維が、消化スピードを落とし血中の糖の急上昇を防ぐ為に、食べた物が脂肪になりにくくなります。
名前に「もち」と付くだけ合って、麦の種類なのに、もち米のようなもっちもちの食感が特徴です。一番お手軽な食べ方としては、白米に混ぜて一緒に炊いて食べる方法です。味にクセもなく白米との相性も良く、通常の白米に食感が加わり美味しくなります。
辛いダイエットで、体重や内臓脂肪を落とすのは容易ではないのに、毎日食べる主食に、もち麦を混ぜて食べるだけでここまで効果が得られるのは驚異的ですね。
もち麦を使ったレシピ

〈もち麦リゾット〉4人前
もち麦 60g
キャベツ 400g
あさり 16個
チキンスープの素 小さじ2
パルメザンチーズ粉 大さじ2
水 1200ml
塩コショウ 少々
パセリ 少々
手順:
食べやすく小さめにキャベツをカット
鍋に水を入れて沸騰させ、スープの素、あさりを入れて強火で、あさりに火を通す
あさりは、一度取り出してから、鍋にもち麦を入れてフタをして8分火にかける
さらにキャベツを加えて約5分煮る
あさりを戻し、パルメザンチーズと塩コショウで味付けする
お皿に盛って、みじん切りのパセリをトッピングする
もち麦は大麦の一種なので、大麦を使ったレシピを応用するとよさそうですね。
メタボに効く、肥満に効く、糖尿病に効く、こんなにすごい健康効果が期待できるなら、ぜひぜひもち麦を取り入れた食事をしたいですね。
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